アプローチ

腰痛は何が問題なのか?

目次

腰痛の問題は何か?

腰痛は生涯で成人の8割の人が経験するといわれ、
回復経過は主に3~5か月以内におおむねの腰痛が改善するといわれています。

腰痛発生率には男女差があり
男性では40~50歳代がピークになり
女性では加齢とともに増加傾向になります。

すべての年代で上位3位以内に入る国民病です。

腰痛の危険因子

運動不足

運動不足は筋・関節・靭帯・腱など人体に
すべての面で影響を与えます。

そのため運動不足は腰痛に対して直接的な関係があります。

喫煙

喫煙者は非喫煙者に比べて腰痛の症状が重篤であるといわれ、
それは喫煙によって
関節軟骨への栄養が乏しくなることが関係しています。

また酸素運搬能力の低下も関係します。

環境

仕事や生活環境もまた腰痛の発生に関係します。
体をひねる動作や重量物を持つ仕事、
車の運転など細かな振動を常に身体に感じている仕事、
前屈姿勢を継続して行う仕事など仕事を行う環境が
腰痛の発生に関係します。

精神面

直接的にはあまり関係のなさそうな精神面もまた腰痛に関係してきます。
仕事や家庭にストレスを感じている人は感じていない人に比べて
疼痛を感じやすくなります。

腰痛の治療

腰痛は身体的に問題が寝ければ自然に治るといわれています。
では、なぜ多くの人が腰痛を感じ続けるのでしょうか?

それは腰痛が

脊椎の変性や腰部筋の硬さだけから
「生活・心理・社会的疼痛症候群」
と呼ばれるものに変化してきたこととも関係していると思います。

つまり、解剖的な問題だけではなく器質・機能的な問題になってきたのです。

これからは身体的なアプローチだけではなく
精神的なアプローチもまた重要になってきています。

解剖的に問題のない人にとっては
精神的なアプローチが主になってくるかもしれません。

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