目次
痛みって何?
実際に何らかの組織損傷が起こったとき、または組織損傷を起こす可能性があるとき、あるいはそのような損傷の際に表現される、不快な感覚や不快な情動体験
国際疼痛学会の定義
痛みは嫌なもの!?
痛みの役割はもちろん身体に対する警告装置です。
この役割がないと知らないうちにけがをしていたり
重篤な障がいにつながる可能性が非常に高くなります。
そのため、痛みはあると嫌なものではありますが
身体にとってなくてはならないものになります。
痛みの原因は何?
痛みの原因を探ろうと思えば
評価することが重要になります。
ある一つの痛みをとっても
- その人の現在の状況
- 身体状態
- 精神状態
- 姿勢
- 日常生活の送り方
挙げればきりがありません。
なので評価をする必要があります。
原因の原因は何?
痛みの原因の原因は?
意地悪な質問ですが
限りなく深く考えなければ人の痛みの理解はできません。
なので、痛みの原因をひとつだけに限局しないように
幅広く考え、様々な仮説を立てていきます。
どうやって評価するの?
痛み方は人それぞれであり
表現の仕方も様々です。
これは、評価する中で特に良く考えなければならないことです。
なぜなら、人の痛みはその人にしかわからないからです。
- 話を聞くなかで原因を探る方法もあります。
- 触察していく中で行う方法もあります。
- 実際に動作をしていただいて探る方法もあります。
評価方法は様々なのでその人に合った方法を選択しましょう。
また、様々な方法を組み合わせることでより良い評価が行えます。
大事なのは人対人
あくまで、人対人の関係性が重要になります。
良い関係ができていれば細かく、些
細な情報も出してくれます。
しかし、関係性がうまくできていないと自分から話してくれなくなるで
痛みの原因は分からなくなるでしょう。
触察などの評価のみに頼ることになり
身体状況からしか痛みの要因は探れなくなります。