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認知症のリハビリテーション
認知症のリハビリといって何をイメージするだろう?
塗り絵?脳トレ?パズル?計算?
具体的にこれだ!!
というものは何だろうか?
ただ何となくこれをしておけば良いか
なんてことになっていないだろうか?
認知症のリハビリの目的について考えてみようと思う。
脳の活性化が重要!?
認知症のリハビリといえば脳を活性させる活動が思い浮かぶ。
最初に書いた
塗り絵、脳トレ、パズル、計算
すべて脳で考えるものばかりである。
これらのことは様々な本で書かれているためみな実践しているのではないだろうか?
ではそれらの活動をする中でどのような点に注意しているのか?
まずは環境作りから
認知症の方の中には様々な人がいます。
- 落ち着きがない人
- 興奮しやすい人
- 同じことを何度も言う人
- やる気のない人
書ききれないほど「人」とは千差万別です。
そんな環境を作るうえで大事ななのは
やはり、和やかなムードではないだろうか?
ただ黙々とやっていてはできる人にとっては良いかもしれないが
みな同じように簡単にできるものではありません。
同じ活動をするにしても、そうでないにしても
そこにいても良いと感じれる環境こそが一番重要だと考える。
自己効力感を感じる
次に大事なのは活動を行っている人自身が
「できる」「やっている」と感じられる活動を選ぶことです。
みなで一つのものを作るのでも良いですし
それぞれが活動をしていても良いと思います。
ただその中で「孤立」しないことが大事です。
みなが何かしている中でただ座っているだけ
その場にいるだけになってしまえば
嫌な経験としての失敗体験として記憶のどこかに残ってしまうかもしれません。