目次
実習期間はどんどん長くなっていく
見学実習、評価実習、長期実習
学生時代、実習期間は各年によって増えていきます。
実習の期間が長くなるにつれて、今住んでいる場所以外のところから
通って行く必要があります。
実習の期間が違うだけ?
見学実習はだいたい1週間
評価実習は2~3週間
長期実習は8~10週間
実習は期間が長くなるだけではなく
内容がどんどん濃いものになります。
そのため事前の準備が非常に大事になります。
また求められるものも、どんどん高くなってくるため
途中リタイアしてしまう人が増えていきます。
実習を継続するためにすること
まずは友達がいることです
同じ実習施設であっても何人か他の学校から来る人もいますし
別の施設であっても、同じ学校から同時期に実習に出ているので
お互いの情報交換や、愚痴を言う、不安を共有する
これらのことが出来るだけで自習中のストレスというのは
大きく減ります。
次に睡眠時間を確保すること
自習中の学生は平均睡眠時間3~4時間といわれるほど
短時間の睡眠で頑張っている人が多いです。
この睡眠不足が負の連鎖を呼んでくるので
睡眠時間の確保は勉強以上に大事かもしれません。
あとはバイザーとの良好な関係作りです。
症例のレポートなどで「症例との関係作り」をアプローチの最初に
書いている人が多いですが、良好な関係作りは何事にも重要です。
なので自分という症例に対しては
まずバイザーとの良好な関係作りを目指しましょう。
実習による持参物の違い
見学実習は?
学校のカリキュラムにもよると思いますが
同じところにいる場合もありますし、各分野を転々とするところもあります。
しかし、見学実習では主に症例レポートを書くことは少ないため
そこまで持っていくものはありません。
簡単なものでいうと
- メモ帳
- ボールペン(できれば2色以上、3色がおすすめ)
- 名札
- 学校のカリキュラム用の冊子
- 実習着(施設によってケーシーであったりジャージだったり・・・)
評価実習は?
評価実習になると2週間以上になったり、期間が少し長くなります。
実習が長くなると実習地もさまざまになるので
自宅から通えなくなったり、ウィークリーマンションを借りる必要があります。
ウィークリーマンションになると
家電がそろっていたりするので最低限の設備はありますが
持っていくものは
絶対必要なものは
- パソコン、プリンタ
- プリンタのインク、紙(両方とも多めに持って行った方が良いです)
- 実習地に関係のある教科書(評価、疾患など)
- 検査道具(ゴニオメーターや打鍵器など、実習地にあるか確認も必要)
あれば便利なもの
- 調べておいた文献
- 延長コード(ウィークリーマンションに滞在する人)
- パックのご飯(どんどん食事の準備がおっくうになります)
あとは基本的には評価実習と同じです。
長期実習は?
おもに評価実習と持って行くものは同じですが
症例の数が増える可能性が高いので
教科書の数が増えると思います。
また文献や症例レポートの準備をすることをお勧めします。
役に立つのが
作業療法の学生だけではなく、理学療法の学生にとっても役に立つと思います。
ボトムアップのアプローチではなく、トップダウンのアプローチ方法が分かります。