臨床実習

評価をしただけで終わらせない!評価したらしっかりと考えよう

目次

何を評価する?

評価は対象者に合ったものを選ぼう

ケースレポートとして見せていただく症例は様々な方がいます。
脳梗塞、骨折、内部障害、ガン、パーキンソン病などなど・・・。

ではそのような方々に対して何をしましょう??
皆さんに対して同じことをする必要があるでしょうか??

もちろん必要であればするのは当然ですが
対象者にとっては必要ない評価もあります。
ここでの選択を間違うとアプローチも変わってきます。

評価をすることだけにとらわれず、しっかり話を聞く

対象者は何がしたいの?どのようになりたいの?
ここだけは学生だろうと決してぶれてはいけないところです。

評価項目を絞るのも大事ですが
ゆっくりと相手の訴えを聞きましょう。
身体機能だけに捉われず、精神機能、その人そのものを見てください。

トップダウン?ボトムアップ?

アプローチを決める鍵は話の中にある

最近はトップダウンのアプローチが主流になっていますが
その選択は自分と対象者の話の中で決めれば良いと思います。

話している中や情報収集する中で
その人の性格、住環境、生活など様々なことを知ることになります。
ニーズ、デマンド、ホープ多くの要素が出てくるので
その中から取捨選択していってアプローチ内容を決めましょう。

評価した内容の整理が重要

教科書的な評価だけが評価ではありません。
話をしている中で得られた情報もまた評価です。
その「評価」をまとめて整理しましょう。

その評価で

  • 何が得られたのか
  • 何が見えてきたのか
  • どのようなアプローチが出来るのか

単純なようで非常に難しい作業ですが
一つずつ行うことで見えてくるものがあります。
その見えてくるものがまずアプローチするものです。

その見えてくるものを探すための「評価」をしましょう。

 

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