介護

介護はお世話することではない!!

目次

介護がしたいです

介護保険の業界ではこういう方がいます。
ただそういう人に限って
介護ではなく介助がしたい人が多いです。
(全ての人がそうではないです)

人のお世話がしたい人が多いです。

少し介護保険の話を・・・

現在介護保険は
要支援1・2、要介護1~5まで分かれており
様々な基準によって決められています。

ここで問題としているのは
75歳以上の人口がピークとなり
支援が必要な高齢者が増える2025年以降
給付内容をどうするかという点

「重度者を支援するのは当然であるが
では高齢だけど元気な人は??」

「元気そうに見えるけど
実はちょっとしたことが引き金で
重度化してしまいそうな人は??」

どうしましょうか??
とういうこと

現在の介護は

話は戻って介護業界では
現在「介護=お世話」
という風潮が強く

すべてにおいて”お世話”をしてしまうと
自分でやろうとする自助の力が失われる
今後はさらなる高齢化が進む中で
介護+医療が必要になってくる時代がきているため
これからの介護職には自助の力を養いつつ

介護とはなにか?
ということを考えなければならない。

介護って何?

私見ですが、介護とは

  • あいての自立(自律)を促すこと
  • あいての困っていること(SOS)をみつけること
  • あいてのやりたいこと・したいことの支援をすること
  • あいてを一人の”ひと”として対応すること

だと思っています。

なんでもあいてに”してあげる”のは
誰でもできる介助だと思っています。

介護というのはより専門的にすべきであり
専門的でなければならないものだと思います。

一人の”ひと”として対応する

誤解を招く言い方かもしれませんが
これが最も難しく、行うことができていない部分です。

認知症が進んでくると問題行動といわれる
様々な症状が見られます。
こうなると職員でも厄介者扱いしてしまい
”都合の悪い人”として扱われてしまいます。

しかし、その問題行動の中にこそ
相手が訴えているSOSがあるはずです。

それを見つけるために、見逃さないためにも
一人の”ひと”として対応することが重要になります。

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