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貧血に注意
貧血とは・・・赤血球の質や量が低下している状態
つまり全身の組織や細胞への酸素供給能力が
低下している状態のことを言います。
赤血球とは?
赤血球に事についてはみなさん知っていると思いますが
再確認です。
ヘモグロビンというたんぱく質であり血球中で最も多い
酸素を受け取り二酸化炭素を排出する
大きな仕事は各臓器、筋肉での呼吸ガス交換である。
貧血の原因は?
出血、産生不足、破壊です。
出血はもちろん手術や事故などによる出血
または消化管からの出血など
産生不足は栄養不足やホルモン不足です。
破壊は溶血などですがほとんど見られません。
貧血がどのような影響があるか
離床による影響は運動のみではありません。
しかし、各臓器に酸素供給が高まるため
各臓器に酸素不足が起こってしまったために
離床が遅れる場合があります。
貧血の場合運動する際には休憩を多く要する。
そのため貧血がみられる場合
連続した離床・運動は控え
酸素不足はリセットしながら離床を進めていきます。
観察としては
息切れなどの呼吸
次に、唇や爪などの色や乾燥
あとは本人の訴えであるめまいや頭痛も需要です。
ほかにも冷感や動悸など観察すべきことは多くあるので
相手の訴えを聞きながら離床をすすめて行きましょう。